【労働組合の退職代行】 メリットとデメリット 看護師目線で解説

image

この記事では労働組合の退職代行について解説します。

病院を辞められない時に退職代行を検討する方もいるかと思います。退職代行業者のおすすめは弁護士か労働組合の退職代行です。

とはいえ、どちらを選べば良いのか悩まれるのではないでしょうか。

労働組合の退職代行のメリットは?
労働組合の退職代行のデメリットは?
労働組合の退職代行はどのような人が使うべき?
労働組合の退職代行のおすすめは?

この記事ではこのような疑問を解決します。

なお退職代行全般に関してはこちらの記事にまとめています。

目次(タップでとびます)

労働組合の退職代行のメリット

image

看護師目線で労働組合の退職代行を選ぶメリットを挙げると下記の通りです。

労働組合の退職代行のメリット

  1. 退職代行としての法的根拠がある
  2. 弁護士の退職代行より費用が安い

退職代行としての法的根拠がある

退職代行を使うからには絶対に失敗したくありませんよね?

退職代行で失敗する要因の1つは退職代行の法的根拠です。

法的根拠がない場合、職場に拒否されるとそれ以上の交渉はできなくなります。また、逆に違法行為として訴訟される可能性もあります。

弁護士の退職代行と同様、労働組合の退職代行も退職代行としての法的根拠があります。

日本国憲法 第二十八条 

勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

e-GOV法令検索

労働組合法 第六条 

労働組合の代表者又は労働組合の委任を受けた者は、労働組合又は組合員のために使用者又はその団体と労働協約の締結その他の事項に関して交渉する権限を有する

e-GOV法令検索

弁護士が弁護士法を根拠にしていたのに対して、労働組合は労働組合法を根拠に交渉します。

退職者を業者の労働組合に加入させて団体交渉権を使うという具合です。

看護師の世界は噂が広まりやすく縦社会です。退職代行で失敗すると悲惨なので、法的根拠のある退職代行を選びましょう。

弁護士の退職代行より費用が安い

労働組合の退職代行の最大のメリットは費用が安いことです。

3種類の退職代行のうち、法的根拠があるのは労働組合と弁護士の退職代行です。そのうち、労働組合の退職代行は費用面でかなりリーズナブルです。

スクロールできます
弁護士労働組合一般業者
費用着手金:55,000円~100,000円
オプション費用:金銭請求時に回収金額の20%程度
30,000円程度
10,000円~25,000円程度

弁護士の退職代行は着手金(基本料金)が高額でオプション料金があるのに対して、労働組合の退職代行は基本料金が安く、料金も一律のことが多いのが特徴です。

労働組合の退職代行のデメリット

image

労働組合の退職代行のデメリットは下記の通りです。

労働組合の退職代行のデメリット

  1. 未払い賃金や慰謝料の請求は対応外
  2. 万一の訴訟時には対応できない

未払い賃金や慰謝料の請求は対応外

労働組合の退職代行は未払い賃金や慰謝料の請求といった金銭の請求は対応外です。

看護師は未払い賃金が多い傾向にあるので、退職時にそれらの請求をしたい人は注意してください。

  • 新卒の時の時間外労働に対して支払われていない時間外手当
  • 前残業に対して支払われていない時間外手当
  • 時間外の研修や委員会活動に対して支払われていない時間外手当

交渉という形であれば応じてくれることもありますが、弁護士よりは強制力に劣ります。

万一の訴訟時には対応できない

労働組合の退職代行は万一の訴訟された時は対応することはできません。

そもそも退職代行で訴訟される可能性は低いですが、退職時に脅し文句を言われると不安になるかと思います。

脅し文句

  • 代わりの人間を用意せずに辞めれると思ってるの?
  • あなたが辞めて何かあったら責任とってくれるの?
  • 退職とか許されると思ってるの?

労働組合の退職代行で万一訴訟された場合は、自分で別途弁護士を立てるか、業者の委託した弁護士で対応することになります。

このような脅し文句に不安がある方や、ゴリゴリのブラック病院にお勤め人は弁護士の退職代行を検討することをおすすめします。

労働組合の退職代行をおすすめする人

ここまで労働組合の退職代行のメリットとデメリットを解説しました。

メリットデメリット
退職失敗の可能性が低い
弁護士の退職代行より費用が安い
未払い賃金や慰謝料の請求は対象外
万一の訴訟に対応できない

これらを踏まえた上で労働組合の退職代行をおすすめするのは費用を抑えたい人未払い賃金や慰謝料の請求を希望しない人です。基本的な退職案件の人におすすめです。

労働組合の退職代行をおすすめする人

  • 退職や有給消化の交渉をメインで希望する
  • 未払い賃金や慰謝料の請求は希望しない
  • 費用はなるべき安く抑えたい

おすすめの労働組合の退職代行

image

わたしNEXT

事業所toNEXTドットジェイピー(to-NEXT.jp)
代表者鈴木 良典
事務所所在地東京都港区南青山2-2-15
料金19,800円(パート・アルバイト)
29,800円(正社員)
サービス内容出勤なしの退職
退職日の調整
有給消化の交渉
無料の転職サポート
特徴JRAA(日本退職代行協会)特級認定
女性に特化した退職代行(※男性も使用可能)
日本全国対応
事前の無料相談可能
退職成功率100%
全額返金保証あり

わたしNEXTはtoNEXTドットジェイピー(to-NEXT.jp)が運営する退職代行です。

女性に特化した退職代行で看護師の利用率も高いです。もちろん男性も利用できます。

無料の事前相談と全額返金保証がついているのがポイントです。さらに、数ある労働組合の退職代行の中でもJRAA(日本退職代行協会)から特急の認定を受けています。

JRAA特級認定会員

特別に優れた退職代行サービス事業者としての認定となり、会員種別としては最も高いクラスの会員になります。

【日本退職代行協会】より引用

わたしNEXTの口コミ

病院で看護師をしていました。毎日重労働で残業も多いけど、お給料は少ない、サービス残業は当たり前、休日予定でも出勤してくれとの依頼で代わりに休みをもらうこともできず、体力的にも精神的にも疲弊していました。患者さんにもしっかりしたケアができなくなっているのを辛く感じていたんです。

そんな時、休憩時間に見ていた雑誌で女性の退職代行という記事を見つけたんです。

ホームページも可愛らしくて女性に特化しているところに好感が持てて、相談だけでもしてみようと思ってLINEしてみたんです。

私と同じような経験や環境で仕事をしている人もこちらを利用されて退職されたことをお聞きして、自分も退職してみたい、もっとちゃんとした環境で仕事してみたいと思うようになりました。退職後の転職サポートがあることも後押しになり、相談した時期から少し時間が経ちましたが依頼しました。

依頼の時も親切で、返信もすごく早くて、頼りになりました。

病院側の抵抗?もあって退職まで時間が掛かりましたが、最後までしっかり対応してくれて無事に退職できました。

金額も他に比べて安いのに、長い期間付き合っていただけて大変感謝しています

おかげで今は心身ともに無理がない環境で患者さんにしっかり向き合える職場に出会って、楽しく仕事ができています。プライベートも充実できていて、わたしNEXTさんに依頼して本当に良かったと思います。

これからも悩んでいる女性を救ってあげてほしいなって思います。

【退職代行口コミ評判ランキング】より引用

看護師してましたがずっとずっと悩んで苦しかったです

生きていくのもイヤでどうしていいかわからず何度も死にたいとも思いました

実際に自分でも退職届を持っていったりもしましたが言えないで持ち帰ってきたりも何度もありました

ニュースで退職代行サービスを知って、わたしNEXT様がサイトで紹介されているのを見て無料だったのでラインで相談してみました

相談する中でいろいろと丁寧に教えてくれて信頼できそうだったので退職代行サービスも頼んでみました

お願いした日にちゃんと病院へ連絡してくれて退職まであっという間でした

今まで悩んでいたのは何だったのか、もっと早く知っていればあんなにつらい思いしなくて済んだのにと思いました

同じように悩んでいる人がいたら退職代行サービスを利用した方がいいと思います

【退職代行口コミ評判ランキング】より引用

女性向けなので看護師の口コミもあります。無料で事前相談としっかりした対応がポイントで、希望通りの退職を行えているようです。

まとめ

image

労働組合の退職代行のまとめ

  1. 労働組合の退職代行のメリット
    • 法適合で合法的に交渉できる
    • 弁護士の退職代行より料金が安い
  2. 労働組合の退職代行のデメリット
    • 未払い賃金や慰謝料の本格的な請求はできない
    • 万一訴訟された場合は対応できない
  3. 労働組合の退職代行をおすすめする人は下記の通り
    • 基本的な退職案件の人
    • 退職代行の費用を少しでも抑えたい人
    • 未払い賃金や慰謝料の請求をしない人
Please Share !
  • URLをコピーしました!

Comment

コメントする

CAPTCHA

目次(タップでとびます)