【退職時の引継ぎ】何を引きつぐ!?

image

この記事では退職時の引継ぎについて解説します。

看護師を退職する際には引継ぎが必要になります。これは退職代行を利用した場合も同じです。

看護師が退職時に引継ぐことは主に2つです。

退職時に引き継ぐこと

  1. 受け持ち患者の引継ぎ
  2. 委員会の引継ぎ

とはいえ、具体的にどうすれば良いのか分からない人もいるのではないでしょうか。

何を引き継げばいいの?
どう引き継げばいいの?

この記事ではこのような疑問について解説します。

目次(タップでとびます)

受け持ち患者の引継ぎ

image

退職日までに受け持ち患者が退院しない場合は、受け持ち患者の引継ぎを行わなければなりません。

自分が退職した後に継続した看護が提供されるように引継ぎましょう。

何を引き継ぐのか?

受け持ち患者の引継ぎに関しては、下記の3つを伝えるようにします。

引継ぎで伝えるべきこと

  1. 疾患と治療と経過
  2. 社会背景と退院支援
  3. その他個別性のあること

後任の人が患者を引き継いだ時に”何を目指しているのか”と”それに向けて何をしたらいいのか”が分かるようにするとベストです。

看護計画や看護サマリも可能な範囲で記載・修正しておきましょう。

引継ぎ内容の資料として看護サマリを使うのがおすすめです。
次の項目では引継ぎを受けた人が気になりやすいポイントを並べています。

疾患と治療と経過

疾患の治療と経過について

  • どういう疾患で入院しているのか
  • 疾患に対してどういう治療をしているのか
  • 治療経過はどうなのか
  • 今後の治療方針
  • 当院での治療のゴールは何か
  • 注意して見て欲しいこと

社会背景と退院支援

社会背景と退院支援

  • 社会的背景(家庭の状況や社会的資源)
  • 当院退院後の受け入れ先(自宅、病院、施設など)
  • 退院指導している内容
  • 退院支援で問題となっていること
  • 退院支援の問題に対して行っていること
  • 退院支援の経過
  • 注意して見て欲しいこと

その他個別性のあること

その他個別性のあること

  • 患者への対応上の注意点
  • 患者家族への対応上の注意点

誰に引き継ぐのか?

誰に引き継ぐかに関しては職場独自の慣習があることが多いです。

引き継ぐ相手について

  • 師長や主任が決める
  • 副受け持ちになる
  • 退職者が自分で決める

退職を伝えた際に、師長や主任、先輩に確認することをおすすめします。

自分で決める場合の候補

師長や主任から、「退職までに患者さんの引継ぎをしておいてね。」と言われた場合は自分で後任を決めなければなりません。

後任の候補となるのは下記のような人になります。

自分で決める場合の引継ぎ相手

  • 副受け持ち
  • 受け持ち患者の少ない人
  • 受け持つ能力のある人
  • 業務過多となっていない人

委員会の引継ぎ

image

病棟の委員会に関しても引継ぎが必要です。特に中核メンバーの人は重要です。

何を引き継ぐのか?

委員会で引継ぐのは下記の通りです。

引継ぎで伝えるべきこと

  1. 委員会の概要
  2. 業務上の注意点

委員会の概要

委員会の概要

  • 何をする委員なのか
  • 委員会の目標
  • 委員会の業務
  • 業務の方法
  • 委員会のメンバー

業務上の注意点

業務上の注意点

  • 暗黙の了解
  • 業務の締め切り
  • 後任がすぐに行う必要のある業務

誰に引き継ぐのか?

誰に引き継ぐかに関しては、師長や主任、委員会のメンバーと相談して決めることをおすすめします。場合によっては後任不要となることもあります。

退職代行を使う場合の引継ぎ

image

退職代行を使う場合でも引継ぎは必要です。

万一引継ぎを十分にせずに何らかの問題が生じた場合は訴訟される可能性もあります。

引継ぎをせずに退職して訴訟されたケースもあります。

退職代行を利用して退職する場合は、必ず引継ぎの内容と資料を準備しておきましょう。

引継ぎ内容や資料の準備

  • 退職代行実行日までに準備しておく
  • 引継ぎ情報がどこにあるのか明確にしておく
  • 情報漏れがないように記載しておく

特に受け持ち患者の情報は個人情報になるので注意が必要です。退職代行経由で伝えるべき情報ではありません。看護サマリなどにまとめるなどしっかり準備しておいた方がいいです。

引継ぎのサポートもしてくれる退職代行業者

退職代行業者には引継ぎのサポートをしてくれる退職代行業者もいます。

弁護士法人みやび

事務所弁護士法人みやび
代表者佐藤 秀樹
事務所所在地東京都港区東新橋1丁目1-21今朝ビル5階
料金着手金55,000円
オプション費用
※金銭請求時に成功報酬として回収額の20%
サービス内容出勤なしの退職
退職日の調整
有給消化の交渉
未払い賃金の請求
慰謝料の請求
退職金の請求
損害賠償請求への対応
引継ぎ・私物引き取りサポート
特徴社労士を配置しており労働問題に強い
他社に断られた困難事例も対応
日本全国対応
24時間LINE・メール対応
事前の無料相談可能

退職110番

事務所弁護士法人あおば
代表者相川 祐一朗
事務所所在地広島県広島市南区京橋町6番13-102号
料金着手金43,800円
オプション費用
※金銭請求時に成功報酬を応相談
サービス内容出勤なしの退職
退職日の調整
有給消化の交渉
未払い賃金の請求
慰謝料の請求
退職金の請求
損害賠償請求への対応
引継ぎ・私物引き取りサポート
特徴社労士を配置しており労働問題に強い
日本全国対応
全額返金保証あり

まとめ

image

退院時の引継ぎのまとめ

  1. 看護師の退職時に引き継ぐことは、主に2つ
    • 受け持ち患者の引継ぎ
    • 委員会の引継ぎ
  2. 引継ぎは後任の人が何をすれば良いのか分かるように引き継ぐ
Please Share !
  • URLをコピーしました!

Comment

コメントする

CAPTCHA

目次(タップでとびます)